歯のホワイトニングは、昔は漂白(ブリーチング:Bleaching)と言っていました。
Walking Bleach 法と言いますが、神経を取った歯は、茶色っぽくなったり、グレーっぽく変色してきますので、中に薬を入れて内側から白くする方法です。
これは今でも時々しますが、2006年4月より保険適用が外されましたので困っています。
一応、1歯1回¥2,000ということで・・・
一方、歯の表面に付いたヤニや茶渋などの着色はPMTCという(クリーニング)方法で取りますが、最近保険適応になりました(安う~~!こんな値段でやれる訳ないやろ!!!)。
ちなみに余談ですが、PMTCで有名な内山茂君は、院長の大学の同級生です。
「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買いきて 妻としたしむ (石川啄木)」ふ~~・・・
それから簡単な漂白として、ちょっとした黄ばみや、詰め物の周りの褐色の着色は、ある薬剤を付けて5分もすれば比較的簡単に取る事ができ、これも一般の歯科治療中に無料で随時きれいにしております。
散髪屋さんや美容院で、髪の毛が汚れているのにそのまま帰すところはないでしょう。
歯科も見えるところを扱うのですから、当院ではこの処置だけはでなく、快感ブラッシングも、サービスとしてではなく治療の一部として、できるだけ毎回させていただいています。
とても気持ち良いと大好評です。
(このように、ホワイトニングでは表面に付いた着色をきれいにしてから取り掛かるのが当たり前ですので、料金にの中に、PMTC等のクリーニング料金が含まれているかどうかを、必ずチェックしましょう。)
さていよいよ本題に入ります。
歯の内部の変色をきれいにする漂白(ホワイトニング)には、大きく分けて2つの方法があります。
それは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、家庭でご自分でしていただくホームホワイトニングです。
オフィスホワイトニングは、歯に薬剤を塗った上に特殊な光を当てることが一般的です。
光には、①歯にプラスティックを詰めるときに用いる小さな光や、一度に12本以上の歯を漂白する②ハロゲン電球(ZOOMなど)、③LED(ルマクールなど)、④レーザーなどがあります。
①では時間がかかる(約1時間×3回以上)割にはあまり白くなりません。
②③は1日(1~2時間)で一応終わりますが、②は発熱しますし、③と同様に、透明感のないいわゆるチョークホワイト、白い陶器のようなに白さなります。また、後戻りがホームホワイトニングより早いので、ホームホワイトニングとの併用が必要になり、治療費が高くなります。
④のレーザーは使ったことがありません。
ホームホワイトニングは歯列に合ったカスタムトレーに、ご自宅で薬剤を入れて用い、時間がかかりますが(2週間~数ヶ月)、努力していただければ、着実に透明感のある白さになります。
<術前> <術後>
当院では美しさから言えばホームホワイトニングをお勧めしますが、オフィスホワイトニングと同様、ご希望の白さが得られた後も、月に一度のホワイトニング(タッチアップ)で美しさを維持しましょう。
また最近オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの中間の方法としてジャンプスタートとか、スピードホワイトニングという方法が出てきました。
これはホームホワイトニングで用いるカスタムトレー(型を採って、2回目来院時に出来上がっています。)に高濃度の薬剤を入れて、15分ほど歯科医院内で装着・漂白するものです。
当院ではホワイトニング効果を実感していただくために、初回は無料で、その後はご希望の方に、1回¥2,000でさせていただきます。
料金は、当院ではホームホワイトニングは上下で¥30,000です。
もちろん術前のクリーニング(PMTC)と2週間分の薬剤料金を含みます。
追加の薬剤は1本¥2,000~¥2,500です。
あなたに美しさは似合いませんか?
あなたにとって、美しさはゼイタクですか?
あなたの笑顔をもっと魅力的にしませんか?
このホワイトニングはとても効果がありますね!
わたしはホームホワイトニングを早速試させていただいたのですけど、2週間といわず、一日後でも以前とは歯の色が違うことにきづきました。歯の色にコンプレックスを抱いてたので、とても嬉しかったです。
わたしのようにコンプレックスを抱いてる人は多いと思います。笑顔が見せれなかったり、思わず口を隠していまったり・・。ぜひお勧めします。私の場合、とても明るくなれました。
投稿情報: める | 2005年11 月26日 (土) 17:15