山梨県は健康寿命(介護の必要がなく自立した生活が送れる期間)で、男女とも日本のトップ水準だそうだ。
ちなみに2003年、世界保健機関(WHO)が出した同ランキングでは、日本が1位である。
その山梨県で、健康寿命調査研究会という、何やら口の奥に唾がたまりそうな(?)名前の研究会が発表した、元気で長生きするための10か条。
第1条 気心知れた人たちとのつながりを大切にしよう。
第2条 役割を持って、いきいき生活しよう。
第3条 学んで脳に刺激を与えよう。
第4条 何でも相談しよう。
第5条 食生活を楽しもう。
第6条 煙はごめん。
第7条 転ばぬ先の杖。
第8条 運動で貯筋をしよう。
第9条 地域のつながりを大切に。
第10条 自分の状態を知ろう。
う~んそうやね。
元気な人のことを、「○○さんは達者やなぁ」と言けど、
健康で長寿の方は、生きることの達人なんやろなあ。
うちの患者さんでも、90歳以上で亡くなられた方は、自然と周りの心を暖かくしてくれる、正に生きる達人たちやった・・・
ある意味、人間から余計なものがこそぎ取られて、人生を悟るということかなあ。
松田つるえさん、吉岡正雄さんに感謝の気持ちを捧げ、心よりご冥福をお祈りします。
まだまだ迷いの多い院長は、いつになったら悟れるのやら・・・