四国遍路を始めてから、いろんな興味が次々と湧いてきた。
まずは弘法大師空海、そこから般若心経、仏像彫刻に密教、そして今はYOGA!
ヨガには非常にたくさんの流派があり、どれをやったらいいのか迷う。
そこで例によって本探しから始まるのだが、これが面白い。
古い本は白黒だし、小さな活字ばかりで読みにくい。
新しい本はヨガのポーズばっかり載っていて、エクササイズ系かダイエット系でなじめない。
オジサンというものは、もうちょっとスピリチュアルにインスパイアされたいというか?、精神的な充足を求めているのだよ???
そんな時、クリスティ・ターリントンというスーパーモデルが書いた「LIVING YOGA(リヴィング・ヨガ)」という本に出会った。
(本のご注文はこちらから)
どうせきれいな人が書いたということにした、チャラチャラしたハウツー本やろうと思っていたが、読んでみてびっくり。
今は正式にクリスチャンとなった彼女の、これまでの人生とヨガとのかかわりが、いわば体験談として書かれているのだ。
またそれだけではなく、彼女のヨガやインドの宗教・スワヒリ語・アーユルヴェーダなどに関する深ーい知識が、ターリントンどころかそこここに溢れていて、また一気読みをしてしまった。
中には、OM(オーム)とかシャクティハットという、日本人が引いてしまう言葉が、ヨガにおける重要な言葉として堂々と出ていて、それらを悪用した下劣な人相をした人達を思い出させたが、美しい人の言葉となると、それは美しく、こんな美人なら騙されてもいい、いやぜひ一度騙されたいと思ってしまって、一挙に悟りの境地から遠のいてしまうのである。
ついでに言っておくが、巻頭の15ページにわたり掲載された作者のアーサナ(ポーズ)その他は、まことにまことに美しいが、決してそれが故に購入したのではないことを、名誉のために付け加えておく。
日頃から性格や心の良し悪しは顔に出ると思っていたが、この人は本当に内面から美しいんやろなあ。
それにしても、きれいな人を見るのはええなぁ~~。
世の男性諸君!あっ、いや女性にも!
目のこやしになりますぞ!!
おっとぉ、大切なのは心・心・・・ですよ!!!
追伸: 遍路およびマラソンに向けて、トレーニングもぼちぼちやってます。
昨日は20キロ走ったし、今日は10キロを130歩/分で歩いてきました。
右の股関節が痛いよ~。