実録！嫌われ歯医者の日記

不覚にも小娘二人に泣かされました！

またまたCTIのコーチング・ワークショップに参加しています。

今回は応用コースの中の、プロセス・コーチングといって、クライアントの内面に深く入っていくスタイルを学んでいます。

実は前日に花ちゃんから、「バスタオル3枚くらい要るそうですよ。」とおどされていたので、「若い人たちの前で絶対に泣かないぞ！」と強い決意で臨んでいたのです。

ところが何しろ、小生は自称「全日本ウルウル党党首」。

懸命に堪えていたにもかかわらず、気心の知れた大好きな優しい二人の仲間（女性）にかかって、あっけなく号泣してしまいました。

しかも2度も・・・

かっこ悪いことこの上なしなのですが、今は何故か幸せな気分で高揚しています。

というのも、私が不覚にも号泣している間、コーチ役のえみちゃんはずっと私の膝と背中に手を置いて「よしよし」してくれ、「む～ちゃん、大丈夫だよ」と声をかけてくれています。

横ではみー子がもらい泣きをしてくれています。

これなのです、この「よしよし」なのです。

今から考えると、このえみちゃんの「よしよし」が、みー子のもらい泣きが、コーチの「ともにいる」だったのです。

二人の本当に優しい気持ちが、天使の羽になって、私の落ち込んだ心を持ち上げてくれ、幸せに運んで行ってくれたのです。

すっかり幼児体験（幼児プレイではありませんよ）をさせていただきました。

えみちゃん、みー子のお二人に感謝感謝、CTIのワークショップに大感激、またしてもやられてしまいました

P.S.　その後涙腺がすっかりゆるんでしまい、帰る途中も家でも、一人になると思い出しウルウルをしている、変なオジサンでした

あれを見よ！

鳥か、飛行機か、いえスーパーマン！（古いね～）ではありません。

「致知」という雑誌をとっているのですが、その中で、松原泰道という101歳の禅僧の方が、学生時代に、友人達との無銭旅行で、箱根の関所跡で見つけた歌を紹介されています。

あれを見よ　深山の桜咲きにけり
真心尽くせ　人知らずとも

いい歌ですねえ、なぜかすっかり惹きつけられてしまいました。

私の場合、桜ではありませんが、四国遍路の途中、何度も山の中で、名も知らぬ草花に心を打たれたことがあるからでしょうか。

この歌は、「一隅を照らす」という言葉に似ていますが、より孤高で、より「陰徳」の感じが伝わってきます。

特に「真心」という言葉、最近とんと耳にしませんねえ・・・

日々仕事に追われていますが、心がけたい、心が洗われる歌に出会いました